elektrochunk[reprise]

同人サークルHONEST HEARTSの活動の中で描いた落描や、個人的な趣味のいろいろを綴ります。2012年1月から開始

Jerry Lee Phantom/Spotrain(仙台Live House enn)

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夕方からはJerry Lee Phantomのライブへ行ってきました。場所は仙台Live House enn
BGMに流れてたN.E.R.D.の「Fly or Die」に体を軽く揺らせながら開演待ち。オープニングはSpotrainというバンド。初見です。
パワーポップに目覚めた純情少年がギターを手にとるとこんな音になりましたという印象。真っ直ぐなギターサウンドと叙情的な歌詞の世界観は結構ひかれるものがありました。
彼らの小一時間のパフォーマンスの後、機材入れ替えを経て「Phantom Stomp」と共にJerry Lee Phantomの登場。
1曲目の「Bacon」、小井出のヴォーカルがびっくりするほど軽やかでフロウ感満載。こっから思いきりノッっていけた自分、あとはもう体が欲するままに踊り回りました。
パンクとダンスの世界を縦横におりまぜてフロア一面に響きわたらせるドラムとベースのうねり、小気味よく降りそそぐギターとキーボードの音のきらめき。そんな彼らの音に体の芯まで揺らされて、「自分の体ってこんなに軽かったっけ?」と思うほど、高く高く、そして弾けるように飛び跳ねまくりました。
すぐ隣では、自分の肩くらいまでの背たけの女の子が満面の笑顔で全身を伸ばしに伸ばして舞っているのが視界に入ったり。彼らが「This Boring Rock」で歌う「踊り出す君の勝利さ」という祝福と歓びの言葉、それはほんと彼女たちのためにある。そんなことを感じて誰ともなしに感謝の気持を捧げたくなりました。泣きそうになりました。
他に特にアガったのは「Music Lovers」や「The Clash」、「Everybody Say It's All Right」はハンドクラップしながらまた泣きそうに。
そしてあゆ子のかあいい歌声と打鍵炸裂な「Everyday Everynight I need you」。女性ヴォーカルの短いフレーズ繰り返しなダンスミュージックってなんかこう直撃されるものばかりだなぁとかそんなことを思いつつ(Supercarの「Strobolights」とか、Neko Mimi Modeとか)、彼女の伸びやかふあふあな長髪垂らして鍵盤に向かう仕草とかに心和ませたりしました。
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そんなこんなで終わったのが10時すぎ。余韻に軽くステップをふみふみ家路についたのでした。
ロックンロールで汗だくになって踊るのは最高です。これからもそう思う夜が何度もあるといいなぁ。