THA BLUE HERBのTERMINATORZ TOUR'04に行ってきました。場所は仙台CLUB JUNKBOX。
自分にとって今年最後のライブ。5月に彼らが来た時は都合がつかず泣く泣く諦めたこともあり、この夜がすごい待ち通しかったのです。
整理番号がだいぶ前だったおかげで、入場即フロア最前列へ。開場からはじまってた最初のDJセットがまず約一時間ばかり。これだけでかなり気持ちよく体動かしました。どこか奥深い霊峰でDJ Shadowがプレーしてるような、力強さと高揚感と神秘性と静謐さにあふれたトラック群。
これでだいぶ体があったまったところでまずO.N.O登場。そのまま音をひきつぎつつ、どんな展開になるかドキドキしてきたところで例の札幌地下鉄の音。NASのIllmaticといい、電車の音ってのはそれだけでわけもなく胸がいっぱいになります。
そんなTHIS'98の導入部分にあわせていよいよBOSS THE MC登場。フロア最前列、目の前いっぱいに体験する彼のラップ、立ち振る舞い、雰囲気すべてに圧倒。
黙念とひたすらレコードを擦り上げるO.N.Oとのコンビネーションも鉄壁。彼等のライムとビートがもたらす高揚感に極みまでハネ上がり、かと思うと深く重くのしかかる音の塊の酩酊感に漬かりこみ、BOSSがよどみなく真剣に紡ぎ出す言葉ひとつひとつの輝きに身をすくませ。
今年の音楽生活を締めくくるのにこれ以上はない2時間あまりの幸せな時間を過ごしました。
また長い旅の後新作にとりかかるそうですけど、その時がとても楽しみです。
覚書(順不同。抜け等誤謬可能性有り)
- THIS'98
- ¥
- BOSSIZM
- 知恵の輪(THIRD HALLUCINATION CHAOS)
- あの夜だけが
- AME NI MO MAKEZU
- 時代は変わる
- アンダーグラウンドvsアマチュア
- TRANS SAPPORO EXPRESS
- 路上
- S.S.B.
- Brother
- Smile With Tears
- サイの角のようにただ独り歩め
- 未来は俺等の手の中
今日の落書き
開場待ちの出来事。ほんとは穴の下から上へ通します。