elektrochunk[reprise]

同人サークルHONEST HEARTSの活動の中で描いた落描や、個人的な趣味のいろいろを綴ります。2012年1月から開始

CLUB SNOOZERで踊ってきました

f:id:isaken:20050626212309:image
ここ最近踊りたくて踊りたくてしかたなかったので、久しぶりに夜遊び行ってきました。場所はFORUS地下のCLUB JUNKBOX、イベントはCLUB SNOOZER。ゲストにART-SCHOOLのライブという鼻血の出そうなクラブイベントですよ。
いつもの階段エリアで開場予定時刻(0時)を待つも、40分以上過ぎても開場する気配全く無し。「どうしたのか」と肝を冷やした頃になんとか入場開始。
なぜにそんなに遅くずれこんだのか。ステージのVJを映しだすバックドロップを観てなんとなく分かりました。そこに映しだされていたのはVJ映像だけでなく、それを繰り出すパソコンのデスクトップ画面全体。…要はステージづくりにトラブっていたというわけのようで。

序盤

そんな序盤のつまづきを取り戻すためかどうかは分かりませんが、遠慮なしにトップギアげな曲を次から次へと繰り出すDJタナソウ氏。Ash、The LibertinesThe StrokesThe VinesThe Ordinary BoysThe KillersGreen day…その反則まくりとも思えるセットにつられてぐいぐい踊り出す自分たち。The Killersの曲は初めて聴いたけどすごいよかった。
固まって微動だにしない人がちょっと多くて動きづらかったけど、まああんまり気にせず踊りまくりましたよ。

ART-SCHOOL

それが1時間くらい続いて、中盤戦はいよいよART-SCHOOLの登場。アラバキでは時間の短さゆえにちょっと不完全燃焼なところがあったのでこの夜のライブアクト、すごい堪能できました。
セットリストは今一よく覚えてないのですが(いつも)、「Evil」、「クロエ」、「Trantula」、あと新作の「あと10秒で」といったところ。
アラバキの時は「ボン・ジョビ」発言の飛び出た木下のMC、この夜はNine Black Alpsの新作がすごいよかったと。そんなことを言ってました。

後半

ART-SCHOOLの後を受けて次のDJは小原詠太氏。グルンと一発飛び出るイントロ。The Chemical Brothersの「Galvanize」で今年はじめの単独公演の感動が蘇えり、体が反応して飛びはね出す自分。
今度はダンスミュージック中心のセットリストで、Tim Deluxe、Fatboy SlimBasement JaxxUnderworldなどなどこれまた体力消耗まくりな曲の連続。30分ほど踊ったあたりでかなり疲れてきたので一度退場。外のコンビニで食料と水を買いしばらく休憩。

終盤

フロアに戻るとDJはまたタナソウ氏に交代。この時間までフロアにいるのはほんと踊ることしか知らない人達ばかりなのでだいぶ踊りやすい空間に。
そんなわけで最前線に歩きだすと丁度そこでかかった曲がBlurの「Song 2」。「復帰序盤は無理をせず徐々にペースを上げていこう」という目論見はこの曲のせいで一気に瓦解。「ウーフー!」と甲高くアホのように叫びながら飛び跳ねたり。
この後もWeezerWhite Stripesの新作、Nirvanaの「Smells like teen spirit」、The Music、Gorillazなどなど。
そして終盤がほんと容赦なかったです。レッチリの「Around The world」、New Orderの「Blue Monday」などなど自分キラートラックで涙したかと思えばOasisの「Don't Look Back in Anger」はフロア総員大合唱。スクリーンに映し出された「So Sally can wait」でまた涙。汗もびっしょりで顔面はわけのわからない状態に。
他にもThe Clashやらミッシェルやら、ロックンロールの「ロール」は、ほんと踊り転がることなんだということを心底楽しみながら再認識。
そして終幕、タナソウ氏最後の挨拶。今年の夏の目玉、The La's来日について熱弁ひとしきり。「最後にもう一曲かけちゃおうかな」とかけた曲はくるりの「ワンダーフォーゲル」!
この曲の間、周囲の人間とがっつり肩を組んでぐるぐる回る自分。この夜こうして円を組んだのは幾度もあったけど最後の最後で一番おっきな輪ができました。スキンヘッドのがっつりした兄ちゃん、いかにも「家族の目を盗んで年齢ごまかしてきました」な感じの少女、ネクタイのままやってきた社会人に文系大学生、そしていかにもな風貌の自分。そんな人々がひとつの円になる瞬間をこうしてもたらす音楽に、生涯何度目になるか分からない感謝の祈り。
そして最後の最後に流れたのはスーパーカーの「STROBOLIGHTS」。「ああ、自分が最後に観たスーパーカーのライブでも、一番最後はこの曲だったなぁ…」と思い出にひたりながらパーティーの終わりを迎えたのでした。
帰宅したのが朝の6時過ぎ。余韻と頭痛と耳鳴りに浸りながら、丸一日の眠りに。